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注目される再生医療! 現状と今後について

2016.8.24

2006年に京都大学の研究チームによってiPS細胞の存在が発表されました。その影響もあり、再生医療という言葉が注目を集め始めています。
今回は再生医療とはどういったものか、日本における再生医療の現状や今後に期待されていることなどを簡単にまとめていきます。

再生医療の目的

再生医療は、事故や病気によって失われた身体の一部(細胞・組織・器官)の再生や機能の回復を目指したものです。
一般的に再生医療と言えば、人工的に培養した幹細胞などを体内に投入したりして損傷した臓器や組織の再生を目指すものだというイメージが強いでしょう。ですが広い意味での再生医療というのは、機能回復がメインとなるリハビリテーションや、義手・人工関節なども含まれています。

日本の再生医療

2006年にiPS細胞が誕生して以来、全国の大学や研究施設で再生医療に関連した講座や研究所が新設されるなど、研究が盛んになっています。 特に注目されているのが以下2つの研究です。

iPS細胞(人工多能性幹細胞)

人工多能性幹細胞を英語で表記すると「induced pluripotent stem cells」となります。この頭文字を取ってiPS細胞と呼ばれています。このiPS細胞は、自分の毛髪や皮膚から採取した細胞から作り出せると分かっています。これを利用することで、色々な臓器を作り出すことができるのです。

ES細胞

ES細胞は「胚性幹細胞」と呼ばれる細胞を指します。ES細胞は、人体を形づくる際に利用される“あらゆる細胞”に変化できる、いわば“おおもと”の細胞です。変化前の状態でも、分裂できる特性を持っています。
この機能を利用することで、治療に必要な細胞や組織・器官などを意図的に作り出すことができるのです。


再生医療への期待

上で紹介したiPS細胞やES細胞を始めとする技術の進歩はめざましく、今後は再生可能な組織や臓器の範囲が広がっていくことが予想されています。
2014年9月には国立研究開発法人理化学研究所のグループが、「加齢黄斑変性」という目の難病を患った70代女性患者へ、患者から採取したiPS細胞を培養・作成した細胞シートを、目の一部に移植しました。 もともとは症状の悪化を食い止めるのが目的でした。ですが1年後、患者自身が視力の回復を示唆するコメントを残すなど、一応の効果が見られています。



これまで治療することができなかった難病患者や身体障害者の方々に対して、治療や機能の回復が期待されています。まだまだ未知の部分が多い再生医療ですが、私たちの将来を安心かつ明るくしてくれるきっかけとなってくれるはずです。今後も、再生医療の技術進歩から目が離せませんね。

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■記事作成・監修 シニアのあんしん相談室
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記事監修:老人ホーム入居相談員(介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー2級、宅地建物取引士、認知症サポーター)
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